リライアンスが生鮮食品のe-コマースを検討

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リライアンス インダストイリーズが生鮮食料品のe-コマースへの参入を検討している。リライアンスリテールはインド国内146都市で、スーパーマーケットや家電量販店、宝飾店など1,691店舗を運営するインド最大の小売業者で2013年度の原価償却・利払い・税引き前利益(PBDIT)は、36億3,000ルピーに達している。

年末までにムンバイを拠点とする食料品企業と提携しムンバイ市内での果物や野菜の宅配を開始する目論見で、現在のオンラインストアよりも取扱商品数を増やし、競争力のある価格設定で差別化を図る予定だ。まずはムンバイからスタートし対応できる都市を着実に増やしていくという。
物流インフラの未整備、特にコールドチェーンの未発達はインド参入をもくろむ海外企業にとっても大きな参入障壁であり、リライアンス インダストリーズがどのように生鮮食料品を新鮮なまま宅配するのか非常に興味深い。

インドならではの宅配スタイルにダッバ・ワラ(Dabawala)というシステムがある。ダッバ・ワラと呼ばれる人々が、それぞれの家庭で作られた弁当を自宅からオフィスへ運ぶ仕組みで、アナログではあるが非常にシステマチックな物流システムだ。ムンバイだけで毎日約5,000人のダッバ・ワラが200,000人分の弁当を間違えることなく運んでいる。現代的な物流システムの整備も急務であることに間違いないが、こういった昔ながらの物流を活用した宅配システムもあり得るのかもしれない。

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