遅れない国内線?

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何事も思い通りには進まない国、インド。
一度でもインドを旅行したりや出張したりすれば、みな一様に感じるだろう。この思い通りにならないイライラは日本人をはじめ外国人だけのものだと思っていたが、実はインド人もかなりお怒りなよう。特に、合理性とスピードを重視するビジネスの世界では徒労はご法度。のんびり構えている暇はないのだ。

経済発展とともに、国内移動もスピードが重視され鉄道の旅から飛行機へ変化。ますます国内線の需要が伸びており、時刻表上、デリー発ムンバイ行きのフライトだけで実に1日67便も飛んでいるのだ。ここで「時刻表上」とあえて前置きしたのにはそれなりの訳がある。
飛行機が飛ぶのは航空会社の気分次第とでもいうように、フライト1時間前に航空会社の都合で突然キャンセルになることがざらにあるからだ。こんなことに巻き込まれたら、スケジュールは狂うし、国際線の乗り継ぎがあろうものなら絶望的である。

そんな中、「遅れない国内線」と人気を集めている航空会社がある。IndiGoだ。

同社のキャッチコピーは「On time is a wonderful thing」。
日本なら「当たり前でしょ」と突っ込みたくなるコピーが成立し、共感まで生んでしまうのだから何とも不思議だ。そしてこの「遅れない」を売りに2014年2月には国内線の予約シェアで29.6%を獲得し、トップの座を勝ち取った。

遅れない。

当たり前のようで当り前でないこと。国は違えど、その価値は同じのようだ。

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