「歌って」「踊って」「楽しい」だけじゃない。インド映画『マダム・イン・ニューヨーク』

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6月28日(土)からシネスイッチ銀座などでインド映画『マダム・イン・ニューヨーク』が上映される。
この作品は2012年にインドで上映され、ボリウッドの映画賞を総なめにした超話題作。先日、九段下のインド大使館での行われた試写会に行ってきたので映画の感想を少々。

主人公の女性は、二人の子どもと夫のために尽くすごく普通の主婦。彼女は家族の中で自分だけ英語ができないことで家族からの些細な発言に傷ついていた。姪の結婚式でニューヨークに行くことになり、家族に内緒で英会話学校に通い始めたことをきっかけに人生が少しずつ変わっていく…
というストーリー。

さらなる詳細は公式サイトにお任せするとして、ストーリーその桃は非常に分かりやすく、メッセージも明快だ。

中でも、色濃く描かれるインドの家族感は印象的だった。家族が妻や母に求める「あるべき姿」。
かつての日本にもあったように何世代にもわたって受け継がれているのではないか、と思うようなものだ。

昨今の近代化とともに少しずつ変わっていくるのではないかと感じるが、適齢期のインドの女性と話をしてみると「結婚」=「家庭に入る」という考え方が今なお若い世代にも浸透していることに驚く。もちろんすべての女性がそれに納得しているわけではないが最終的には受け入れるのだ。

運命を受け入れることができるのはインド人の強さだなと、いつも思う。

インド映画と言えば、くどいほどに歌って、踊って、これでもかというほど愛を求めてハッピーエンド、のイメージが強かったがこの作品は、日本人のわたしたちが見ても共感できる部分がとても多いと思う。ぜひ、ご覧いただきインド人の世界観を垣間見てもらいたい。

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