【調査レポート】インド人女性の美容の実態は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

株式会社インテージが発行する「アジアインサイトレポート」でインド人女性の美容の実態が見えてきました。

「アジアインサイトレポート」はAsia Insight Research※1をもとにした調査で、今回のレポートは「アジア女性の美容実態」をテーマに、上海(中国) バンコク(タイ) ジャカルタ(インドネシア) ホーチミン(ベトナム) デリー(インド)の5都市と日本(全国)の20-30代女性を対象にインターネット調査で聴取した結果をまとめたものです。

今回のレポートでは、自己表現としての化粧行動、宗教に関係する化粧行動といった文化の違いや、オンラインショッピングや市場に出回る商品の品質といった生活者が置かれている買い物環境の違いが明らかになっています。

※1 Asia Insight Researchとは
インテージグループが、毎年実施している自主企画調査です。アジア各都市の生活・消費実態を明らかにすべく、生活者の日用品、耐久製品、サービスの消費、及び利用状況、普段の買い物や情報接触に関する行動、価値観を聴取しています。

ポイント

  • デリーの主要な化粧品購入チャネルはスーパーマーケット。
  • 化粧品購入重視点は、『品質』がトップ。デリーでは『価格』よりも『ブランド』重視の傾向が強い。
  • 化粧品の原産国、自国産が最も強いが、欧米産、日本産も人気。

アイメイクとリップメイク 両方バッチリするのはどこ?アジア5都市の化粧品使用実態

まず、各都市の女性の化粧習慣を比べてみましょう。図表1はメイク用の化粧品の使用率を並べた結果です。メイクの土台となるファンデーションの使用率は日本が80%と最も高く、デリーは58%。

次に、ポイントメイクに使用するアイメイク製品、リップメイク製品の使用率を各都市間で比べてみましょう。

普段からアイメイク、リップメイク両方をする人が多い日本では、アイメイク製品、リップメイク製品の使用率がそれぞれ68%、67%とほぼ同じ、という結果になっています。驚くべきは、デリーも日本と同じような結果になっていること。メイクの仕上がりは違いますが、使用率で見ると傾向が似ているようです。

インドでは「化粧は身だしなみであり、社会ステータスを示すものである」という考え方の基に、化粧を毎日するわけではないが、特別な日にはアイメイクもリップメイクもしっかりとして身だしなみを整える、という習慣があります。デリーでアイメイクとリップメイクの使用率がほぼ同じであるのはこのためと考えられます。

化粧品のオンライン購入が進んでいる都市は?アジア5都市の化粧品購入チャネル

では、化粧品の買い方はどう違うのでしょうか?ここからはお肌のケアに用いる基礎化粧品について見ていきます。まずは購入場所を比べてみましょう。

日本ではドラッグストアで購入する人が最も多いのに対し、デリーではスーパーで購入する人が最も多い、という結果になりましたが、オンラインショッピングも進み、購入チャネルが多様化していることがわかります。

化粧品を買うなら自国産?輸入品?化粧品購入で重視すること

続いて、「基礎化粧品を買う時に何を重視するか?」について比べてみましょう。最も重視されるのはどの都市でも『品質』でした。

『品質』以外の要素は都市によって重視する度合いが異なっています。日本では『品質』と『価格』が共に54%と同じくらい重視され、それ以外の要素はあまり重視されていませんでした。一方でデリーでは『ブランド』が重視されていました。特に『価格』よりも『ブランド』を重視するというのは意外な結果でした。

品質が一定保障され、プチプラコスメなど「安くてよいもの」が評価を得ている日本では「『ブランド』にこだわらずにコスパを考えて買う。」といった人が多く、デリーでは「『ブランド』によって品質が保証されるならば価格は重視しない。」という人が多いようです。

使用したい化粧品の原産国がどこか? – トップ3

ほとんどの都市で「自国原産の化粧品を使いたい」という回答が最も多くなっています。

多くの国では自国産の化粧品が選ばれています。デリーではハーバルおよびアーユルヴェーダ化粧品の需要が増加しており、それらに対応している自国製を好みます。

一方で、海外製品が手に入りやすくなっていること、欧米の美への憧れや日本製品に対する信頼から新しいブランドに挑戦する姿勢も垣間見えます。


———————–
本レポートに使用した調査データについて
調査地域:日本(全国)、上海(中国)、バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミン(ベトナム)、デリー(インド)
対象者条件:20-39歳の女性  アジア5都市はSEC(Social-Economic Class) A・B層
標本抽出方法:インターネットモニターより抽出しアンケート配信
ウェイトバック:なし
標本サイズ:n=864 (1都市につき144s)
調査実施時期: 2017年8月16日(水)~2017年8月27日(日)
———————–

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*