“Horn OK Please”が車両から消える・・・?

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インドのゲームアプリにまでなってしまうフレーズ”Horn OK Please”。

トラックやタクシーなどの後部に書かれていることがとても多い。

インドはあまり車線という概念がない。特にムンバイはその印象が強い。信号もあまり見た記憶がないし、通れるところを通るスタイルで皆運転をしている。

窓から顔や手を出そうものなら後方車両に持っていかれるであろう。

そして印象的なのがクラクションの音が絶えないこと。

日本ではクラクションはよほどのことがないと鳴らさないが、インドではずっとどこかしらでなり続けている。

「ちょっと通ります!」「私ここにいます!」という感覚なので怒る人もいない。

もちろんぶつかりそうな時の警告にも使われるが誰も気にしない。

要は「追い越す時に鳴らしちゃってちょうだい」ということなのだ。

しかし何とこれがマハラシュトラ州で禁止となり罰則が与えられるように規制が変わったのだ。

理由としては「この表記のある車両の近くを通るときには鳴らさなければならない」という間違ったメッセージを発信してしまうからということ。

マハラシュトラ州の運輸長官Mahesh Zagade氏は「運転の文化を変えたい。”Horn OK Please”は運転手に無駄にクラクションを鳴らすことを促してしまう。このほかにも似た理由で車両への酒類やたばこの広告も禁止することにした。皆が守ってくれることを願っている」と話している。

毎年商用車両は地域の交通支局の点検を受けなければならないのだが、今後は”Horn OK Please”サインのチェックもされるようになり、ついている場合は認定証が発行されない。

また、違反した場合は100ルピー(約195円)の罰金も発生するという。

効果はあるのだろうか・・・。

クラクションが騒音公害でありサインの規制に至った理由もよく理解できるのだが、同時にあのクラクションを聞くと「あぁ、インドに来たな」という気持ちになるので、ものすごく静かになっていたら寂しい気もする。

ただ、今回の規制はあくまで「サイン」に対してであってクラクションではないので効果がそこまであるとは個人的には思えない。

今や皆反射的にクラクションを鳴らしているので恐らく”Horn OK Please”の文字が消えたところで「鳴らさなくていいんだ」という発想にはならない気がする。

代替案もすぐに出てきそうですしね・・・。

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