インドのグルテンフリー食品事情

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今世界的にグルテンフリー食品への注目が集まっている。

グルテンとは小麦やライ麦に含まれるたんぱく質の一種でアレルギーや不耐性を持った人も少なくない。

また、中にはグルテンに対しての免疫反応からセリアック病という自己免疫疾患を引き起こしてしまう人もいるため、グルテンフリーな食生活をする人が特にアメリカなどでは増えている。

Forum of Indian Food Importersの創設者Amit Lohani氏は「インド人の1000人に1人はグルテン不耐性がある。グルテン不耐性である人の増加スピードに対し、グルテンの知識が認知度はまだまだ低い」と話している。

また、グルテンによる体調不良の原因がアレルギーなのか不耐性なのかがわからない人が多いため、症状が出てもそれがグルテンが引き起こしたものであることがわからないため、知識を持った人がなかなか増えない。

世界的にはグルテンフリー食品の市場は近年2倍に成長している中でインドではまだまだAmazonなどのオンラインショップでした商品を入手することができない。

ムンバイの健康麦食品ブランドJIWAのCEOであるRaghav Gupta氏はグルテンフリー商品の開発の難しさを話している。

「我々にとってグルテンフリーのアタ(インドの薄い小麦パン)を開発をするのが一番難しかった。穀物はほぼすべて試したが良い調合がなかなか見つからなかった。最終的には玄米と繋ぎとしてグアーガム、そしてひよこ豆を使うことにした。我々のグルテンを使った商品との味の差はほぼない」と語った。

こうしてインド企業が前進する中で次の難関は価格設定だ。

Lohani氏もこれには「まだ需要が少ないのでブランドも少ないし輸入品も多い。グルテンフリーの価格を手頃にするにはインド国内でもっとたくさん生産するメーカーが出てくる必要がある」と話した。

しかし多くの栄養士はグルテンフリー食品を推奨するようになってきており、メーカーも少しずつグルテンフリー食品の開発を進める動きが見られる。ある程度の商品が揃ったら次は価格戦争が始まるに違いない。

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