暑いのは人だけじゃない!

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現在報道で取り上げられているデリーの熱波による被害だが、被害にあっているのは人だけではなかった。インド西部に位置するカールカンド州にあるBirsa Zoological Parkでは動物たちが熱波により体調を崩してしまわないよう対策に追われているそうだ。

Birsa Zoological Parkはインド最大級の動物園で、その面積は何と104ヘクタールをこえる。動物たちが自然に近い環境で暮らすことができるように自然を大切にした施設。そんな広い土地に散らばっている動物たちを全て管理するのは動物園側としてもかなり大変なようだ。

たとえばベンガルトラやインドライオンにはブドウ糖入りの水を一日に4度与えるなどして体温が上がりすぎないようにしている。また現在熊のコーナーでは熊の夫婦が8匹の赤ちゃんを抱えており、脱水症状を起こさないよう細心の注意を払って冷たいフルーツなどを頻繁に与えるようにしているそうだ。

専属獣医のAjay Kumar博士は「体内の水分が不足すると暑さにかなり弱くなってしまうため、常に十分な水分を与えるよう管理を行っている」と語った。

動物園にいる3頭の象は通常150kgの餌に10㎏のきゅうりとマスクメロンが与えられている。更に一日3度は水浴びをさせるようにしていて、この動物園のもっとも古い住民である象のSamratは一日のほとんどを設置されているプールで楽しそうに過ごしているという。

日陰を求める動物たちのために特別な屋根の設置や、ケージに向けたクーラーなどの設置も行われている。しかしカバ、熊、猿、トラなど水分を多く要する動物すべてに水浴びをさせるのは動物園の従業員だけでは無理がある。そこで今回特別に消防署からの助けを得て動物たちの水浴びを手伝ってもらっているという地域の助け合いも発生している。人の命ももちろんだが、動物たちも被害を受けないことを願いばかりだ。

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