インドでイベント運営!|日清カップヌードル編

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先日バンガロールで開催されたComic Con 2015 バンガロールにインド日清が出展することになり、ブース運営をお手伝いさせていただいた。

今回は、インドのインスタント麺市場の概況とブースの様子をレポートしたい。

インド日清とは2月にムンバイで開催されたクールジャパン・フェスティバルにご出展いただいて以来のご縁。10代後半から20代の若い層をターゲットにカップヌードルのプロモーションを行っているとの情報を得たため、来場者層がカップヌードルのターゲットにばっちりはまるイベントをご紹介。今回の出展が実現した。

インドのイベントの多くは日本の展示会と同様、各社にスペースが割り当てられ、思い思いに展示や装飾をしていく点では日本と同じスタイルだ。

しかし、インドには「インド時間」なるものがあり、設営やオープン準備の進め方が日本とはまったく異なる。

例えば、開会式を執り行うという概念はなく、多くのイベントはいつの間にか始まる。正確には頃合いを見計らってオープンするのだろうが、オープンを知らせるアナウンスなどはないことが多い。そのため、来場者が入ってきていても「設営中」「準備中」のブースも多数あったりする。日本だったら大問題になるところだが、インドでは当たり前のこと。出展者も気にしないし、来場者も気にしていない。

周りは気にしていなくても、機会損失はしたくないので、我がチームは気合いを入れて設営。前日の夕方にはこの通り、ブースが完成した。

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写真がイマイチなのが残念!

袋麺が中心のインドのインスタント麺市場。市場規模は、なんと247億円!

インドで初めてインスタント麺が流通したのは1950年代。ネスレが「2分で食べられるヌードル」の触れ込みでMaggi(袋麺)を展開し、子どものおやつとして定着したそうだ。

1991年にはインド日清が、1996年にはCapital Foodsが、2005年にCG Foodsが袋麺市場参入したが、40年近いアドバンテージを持つMaggiはそれに屈することなく市場を独占し続けてきた。ところがここ数年の間にITCのYiPPee!、グラクソ・スミス・クライン(GSK)のHorlicks Foodles、ヒンドスタン・ユニリーバ(HUL)のクノール・スーピー・ヌードルが発売されると市場は新たな様相を呈し始めた。

これまで不動の地位を築いてきたMaggiは、そのシェアを70%にまで落とし、ITCのYiPPee!が18%のシェアを獲得するまでに躍進した。HULのスーピー・ヌードル、GKSのHorlicks Foodles、インド日清のトップラーメンなどもYiPPee!に追従しシェアを伸ばしている。

メーカーの競争が激しくなるほど、消費者の選択肢は増え、市場も成長する。一袋10ルピー(約19円)ほどのインスタント麺市場は、今や247億円にまでふくれあがっているそうだ。

※インスタント麺市場に関するデータはインディア・インサイト調べ

カップ麺のシェアはインスタント麺市場の1%。それでも未来は明るい!

袋麺を中心に発展してきたインドにおいて、カップ麺のシェアは、まだたったの1%ほど。しかし、女性の社会進出、共働き家族の増加、労働時間の長期化などを背景にインスタント麺は「子どものおやつ」としてだけでなく「手軽な食事」としても認識され始め、家庭だけでなく調理設備が整っていない大学や職場での需要が期待されている。

こうした消費者の動きに一早く目を付けたインド日清は、カップ麺市場に風穴をあけるべくインド全土で奮闘している。

今回のイベント出展もこうした販促活動の一つ。

食事の時間も惜しい若者たちに3分で食べられるカップヌードルの素晴らしさを紹介するのが狙いだ。

すると目論みどおりブースは若者たちでにぎわい、3日間の会期中に目標の2,000個を超える2,684個が飛ぶように売れた。その勢いは、カップ麺の1%のシェアなんてあっという間に拡大するに違いない、と確信できるほどだった。

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今回の好セールスの裏には我が運営チームの見事な連携プレーもあったのだが、これ以上は手前味噌になるのでこの辺で留めておくことにしよう。
インドでのイベント運営でお困りの際は、ぜひご連絡を! と宣伝をしつつ、おいしそうにカップヌードルを食べる笑顔でレポートをしめくくりたい。

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