子どもに聞いた「宗教とはなにか?」

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以前インド人の友人に「なぜ自分の宗教ではない宗教の休日も休むのか」と質問をしたことがある。

その時友人は「インドでは自分の宗教がどうであれ、互いの宗教のお祝い事があれば互いに祝福し合う文化がある。政治が絡むとどうしてもややこしくなってしまうが、個人同士では互いの宗教を尊敬しあっている」と言われた。

そんなインドの一面が見られるビデオがyoutubeのBeing Indianというチャンネルで投稿された。このチャンネルではインド人のライフスタイルや考え方などを紹介している。

今回投稿されたのは子どもに「あなたにとって宗教はなんですか?」という質問をしたビデオ。

「わからない」や「親に教えられたもの」など子どもらしい回答もある中、「不安を取り除くもの」など深い回答もあった。

インタビューに答えた子ども達は様々な宗教のもと育っており、ヒンドゥー教、イスラム教、シーク教など皆バラバラ。しかし中には無宗教であると答えた子どももいる。

「他の宗教の友だちはいますか?」という質問にはみんながいると答えた。

そして「彼らは自分とは違うと思いますか?」という質問にはほとんどが「無い」と即答し、違いといっても言語程度だという認識を持っている子どもが多いことがわかる。

更に「宗教の目的はなんですか?」という質問は「わからない」や「あまり意味はないと思う」という回答が目立つ中で、「人には信念が必要で、宗教とはその信念である」という大人顔負けの回答もあった。

同時に「宗教は爆撃やテロを引き起こし、人の命を奪うので不要である」と深刻な考えもあり、「神が人を創った、そして人は宗教を創ったもの。宗教はいらない」と宗教が不要であるという意見がかなり多かった。

最後に「宗教が無ければ世界はどうなると思いますか?」という質問には「世の中もっとシンプルになる」、「もめ事が減る」、「もっとフレンドリーになれる」、「差別がなくなる」など子どもながらに宗教の壁に悩んでいる子ども達が多いことが見受けられた。

それと同時に皆同じ人であるのだから、宗教にしばられる必要はないという考えを持っているのもわかる。

賛否両論ある内容のあるビデオではあると思うが、この子どもたちがこういった気持ちを忘れないまま成長していってくれることを願う。

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