インド映画の検閲事情

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インド映画は独特の検閲基準がある。

以前PKというコメディ映画のポスターが「アダルトすぎる」との理由で問題となったことがあった。そんなポスターがこちら。

インド映画界のミスターパーフェクトことAamir Khan氏主演の「PK」。ストーリーは地球に降り立ったエイリアンがテレビジャーナリストと仲良くなるというもの。

そんなエイリアンを演じるKhan氏の裸でラジカセらしきものをもった姿が「アダルト」と判定されそうになった。

映画自体は評判がかなりよくインド映画の興行収入が過去最高の映画となった。このインパクトのあるポスターも人気に一役かったのであろう。

そこでインド映画のレーティングシステムを分析してみようと思う。レーティングは以下の4つに分かれてる。
U  ・・・無制限
UA  ・・・12歳未満の子どもが鑑賞する場合大人の観衆が望ましい
A  ・・・アダルト
S  ・・・対象が特定されている

Uは対象が制限されておらず、誰でも楽しめる内容であることが条件。ファンタジーなどのバトルシーンや、ちょっとした悪い言葉、とてもマイルドな性的表現はOK。

UAは基本制限はないが、12歳未満の子どもは大人の観衆が望ましい内容のもの。多少の性的描写や、バイオレンス、悪い言葉などはOK。

Aは18歳以上が対象。18歳未満の購入、レンタルは一切禁止されている。激しい性的描写、乱暴な言葉遣いや、激しいバイオレンス、ドラッグの使用などのシーンが登場する。

Sは学者や医者などターゲットが完全に絞られているため一般の人が観る機会はほぼない。

結果PKはUAと妥当なレーティングとなったが、危うく笑いを狙ったポスターでアダルト判定になるところだった。

インドは日本に比べると性的描写への規定が厳しく、キスシーンなども人によってはびっくりしてしまうことがある。それなのにきわどい恰好をした女性がかなりセクシーなダンスを踊って男性に迫るのはOKだったりするのでもはや基準がよくわからない。

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