インドのブライダルエステ事情【南部・東部編】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

インドのブライダルエステ事情【北部・西部編】に続き、南部と東部のブライダルエステの事情をご紹介したい。

インド南部でもブライダルエステの需要増

インド南部のバンガロールやチェンナイでも、結婚式やブライダルエステにかける費用は増えている。人生の一大イベントである結婚式を『特別なものにしたい』という花嫁の願いが、ブライダルエステ費用を押し上げているようだ。

業界の動きは北部・西部と同様、

  1. 技術力を高めて差別化
  2. 顧客の要望にきめ細かく対応した差別化

に大きく2分されている。

技術力重視のサロン

同じくバンガロールのBodycraftスパ&サロンは、ヘアオイルを使ったトリートメントを導入。近く、エアブラシメイクも導入し差別化を図るという。

Spalon India Private Limitedは、バンガロールやチェンナイで6つのスパ&サロンブランドを展開している1982年創業のスパ&サロン。Spalon India Private Limitedが展開するブランドの一つOryzaが、ブライダル向けの全身トリートメントを提供し顧客の支持を得ている。Oryzaはこのブライダルトリートメントで、収益の15%以上を稼ぎだしているそうだ。

東部コルカタのSristy Beauty Clinic & Training Centre”は、通常のエステメニューとは別に、ブライダル向けの心理占星術(アストロテラピー)を取り入れている。アストロテラピーを用いると人間の精神的エネルギーを司るといわれる「チャクラ」を活性化させることができるそうで、挙式前の新郎新婦の緊張をほぐし、リラックスやデトックスの効果があるという。

カスタマイズ重視のサロン

バンガロールのRossan Ferrettiヘアサロンは、ザ・リーツ・カールトン内にあるイタリア発のヘアスパ。ここではブライダルビューティープランとして、ヘアケアだけでなくメイクアップやネイルも行うほか、要望に合わせたカスタマイズも行っている。

インドNo.1のヘア&ビューティーサロンを謳うNaturalsは、インド国内に425店以上の店舗を持つ大型サロン。10,000ルピー(約19,000円)からのブライダルエステプランを提供している。このサロンは、顧客の肌質や髪質にあったスパ&フェイシャルトリートメントなど結果重視の施術が売りだ。

西洋スタイルとインドスタイルが混在

欧米のビューティーブランドが次々に参入しており、これまでになかった西洋スタイルのブライダルエステが広がりつつある一方で、古くからインドに伝わるエステやスパが時代にあった形に洗練されたインドスタイルのブライダルエステも根強い人気がようだ。

このような状況だからこそ、技術力の高い日本のブライダルエステも新しいスタイルの一つとして参入の余地がありそうだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。