インドで気絶した仲間を救ったヒーロー

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今ある動画が話題になっている。

先日インド北部のカンプールという商業地区で野生の猿が線路に入り感電し気絶しまった時のこと。そこへ仲間の猿がやってきてなんと揺すったり噛んだりして仲間の意識を取り戻そうとしたのだ。
最終的には水路まで引きずり気絶した仲間を水に落し、20分後に猿は意識を取り戻したという。

今回深い友情を見せたのはアフガニスタンからインド北部等アジアに多く生息するアカゲザルという種類。(ちなみに日本にも外来種として千葉にいるらしい)霊長類の研究を専門としているLuisa Arnedo博士によると、通常人間以外の生き物が「死」に対してあまり反応を示すことがないため、この分野の研究はまだあまり行われていないが、動物が意識を失ったり死んだ仲間の体を揺する行為は「死」への拒絶であり、蘇生させようとしている行為である可能性は否定できないと述べている。

しかしそれと同時にそれが意図的であるとは現時点では断定できず、このビデオで仲間を救おうとした猿も、体を揺すったり水に落したりすることで意識を取り戻すと理解してそれらを行っているとは証明できないとしている。

しかしこのビデオは「霊長類の行動がいかに複雑であるかを証明するものであり、いかにまだ霊長類の社会や物事に対する反応を我々が理解しきれていないかを表すものである」あると学者としての更なる研究心の高まりを語った。

確かに学者の分析もごもっともではあるが、何となくこれが本当に救出シーンであると信じたい。途中で電車が到着し救出劇を見守っていた人々も心配そうに眺めているが、意識を取り戻したこともあり安全な場所に避難していたようで何より。

どこの国でも人による残酷な事件が起きたりする中、こういった動物の友情を見ると心温まるものだ。インドは家族を大切にする国だけあって、動物も家族(仲間)への思いが強いのだなと思ったニュースであった。

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