世界トイレの日

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「世界トイレの日」をご存じだろうか。

なんと毎年11月19日は「世界トイレの日」であることを国連が定めている。

実はトイレが当たり前に使えているのは世界の人口の2/3のみ。その他の人たちはバケツをトイレにしたり、野外で用を足しているのだ。

トイレのスペックが世界トップと言っても過言ではない日本にいると気づかないが世界のトイレ問題は大きい。インド2019年までに人口の半分の人がトイレ使用できるように国が動いている。

清潔な場所で用を足せない環境では感染症等のリスクが高いほか、女性の場合夜中に外で用を足そうとして性的暴行の被害に遭う人も少なくない。被害が増えると若くして命を落としてしまったり、後遺症で体が動かなくなってしまう若者が増える。

そうすると若い労働者が減り国として大きな損失となってしまうのだ。

ニューデリーではこのトイレ問題の深刻さを啓発するために、11月18日から20日までの3日間、国際トイレフェスティバルが開催され、何百人もの学生等が700kgもあるトイレ型をしたケーキを運んで街を行進した。

しかし、単にトイレを増やすだけでは問題は解決しない。地方に住むお年寄りは新しいトイレを使用することに抵抗があるようだ。

旧式(水道を使用しない、流さないタイプ)のトイレの方が慣れているため、急激に形状が変化したトイレに抵抗を感じるらしい。北インドの地方エリアではまだ多くの人が野外で用を足すことを好むというアンケート結果も出ている。

また、既存のトイレを清潔に保つもの重要なポイント。折角トイレがあっても使えないほど不潔になっていては意味がない。

このトイレ問題の解決を重要視しているナレンドラ・モディ首相は10月2日自らほうきを手に取り一般市民と一緒に道路の掃除を行った。モディ首相はこれまでの習慣を変えるのは難しいが、全員で力を合わせればインドも世界に誇れる清潔な国になれるに違いないと語っているそう。

日本ではどこにいても清潔なトイレがある。

公衆トイレもよほどの緊急事態でない限り使用したくない場合も多いが、インドやその他トイレ問題を抱えている国に比べたらキレイなものだ。

日本のトイレはどんどん発展しており自動で蓋が開き自動で流れる至れり尽くせりっぷり。それに慣れていることもあり新しい機能が追加されてもなんら問題なくトイレが使える。

しかしインドではそもそもトイレ自体に抵抗感がある人がいるのだ。

自分の置かれた恵まれた環境に感謝しようと思う・・・。

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