爪は投票の証

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4月に行われたインドの総選挙に引き続き、10/15(水)はインド マハラシュトラ州の選挙が行われたため、多くの選挙関連ニュースが見られる。そんな中気になったのがニュースサイトに使用されている画像。

ニュースサイトはどこの国の物も大抵ニュースに関連した画像が使用されている。例えば日本で選挙のニュースがあると、使用される画像は投票場となる体育館や、用紙に記入をしている手元のイメージなどだ。

しかしインドのニュースを色々とみてみると、爪にマニキュアみたいなものを塗っている画像が殆ど。

実はこれ、マニキュアではなくて特殊なインク。

日本では届いたハガキを投票会場へ持参し、投票用紙と引き換えるシステムだが、そこまでのシステムが行き届いていない国も多い。特に人口が多い上にそれが増えているインドでは簡単にそうしたシステムを取り入れることは困難。このインクはそんな身分証や選挙システムが整いきっていない国の投票不正対策なのだ。

インドの科学者達が特殊な方法で作ったインクで、どんなに手を洗おうとも2週間程度は落ちることがない。

このインクはMysore Paints and Varnishというインクメーカーが生産しており、インドのみならずこの選挙方法を取り入れている他国にも輸出をしている。その数なんと約20か国。国によってはインクが入った器に指を入れるところもあるが、インドは人差し指の爪から皮膚まで短い線を入れる。

爪部分に付着したインクは特に取れにくく、爪が伸びきるまでうっすらと残ることもあるという。急速に蒸発するのですぐに拭き取ろうとしてもまず無理だ。こうすることで一度投票した人が複数投票したり、成りすましなどを防げるのだ。仮に日本的な発想でジェルネイルをしていても、皮膚にもついているので目印になる。

ただし折角のネイルが台無しになる可能性もあるので、選挙前のネイルアートは控えたほうがよさそうだ。

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