紅茶の国で緑茶の需要増

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アッサム、ダージリン、ニルギリなど世界に名だたるお茶の生産地をかかえ、生産量も中国に次いで世界第2位のお茶大国インドで、お茶にある変化が起こっている。健康志向の高まりから感度の高い都市部の若者を中心に緑茶の需要が伸びているという。

インドでよく飲まれている甘くてスパイシーなミルクティー、チャイと比べ緑茶は「味が強すぎる」「粗雑な味がする」などと言われこれまで人気がなかったが、減量や消化の促進、心臓病、インスリンの出が悪い2型糖尿病などに効果があるとの研究結果が知られるようになると仕事に多忙な層に受け入れられ、ジムで汗を流す人から会社の重役までもが緑茶を持ち歩くちょっとしたトレンドにまでなっている。

紅茶市場が前年比わずか2%増に対し、緑茶市場は前年比60%の伸び率を示しておりリプトンやタタ・グローバル・ビバレッジ社などが市場拡大に向け動き出している。タタ・グローバル・ビバレッジ社は緑茶ならではの刺激の強い味を隠すことに尽力、インド人の口に合う商品開発を急いでいる。今のところ「ハニー&レモン」「アロエ」の2つのフレイバー緑茶が人気だと言う。

一方リプトンは、巧妙なマーケティング戦略で緑茶への需要をかき立て市場拡大を目指す。消費者に緑茶の効果効能の理解を促進させと商品の普及を図ると言う。

インドの緑茶市場は始まったばかりだ。

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